2016年1月27日水曜日

不思議不思議

職場のオッサンたちと話すと、程度の差こそあれ、妻を養ってやってるぜ、的な人がほとんどです。

私の職場にいる35以上のオッサンの妻は、仕事を辞め、夫の転勤に帯同しています。

そして、彼らと結婚観の話をすると、男は女を養うもの、という意識が感じられます。

他方、そのオッサンたちは私に総合職として、金融マンの卵として、ある程度の期待をしてくれているのを感じます。

若い男性職員たちと同等に、もしくは私が院卒ということもあって、それ以上の期待をしてくれているように思えます。

そして、オッサンはみな口々に、うちの会社は女の人が働きやすいからね。

女の人も対等に働けるよ、活躍できるよ、というわけです。



大変不思議な現象ですよね。

自分の妻には、専業主婦をさせ(もちろん本人がしたいと言った場合もあるだろうけど)、養ってあげてる、少なくとも僕が養わないといけないんだ、と思っている。

他方で、私には職場の部下として期待をする。


でも、私もオッサンたちの妻と同じようにオンナであるのです。


なんという矛盾。

別の生き物だと思っているのかしら。


なんとも言えない違和感の中で私は毎日仕事をしています。



ここで誤解しないでいただきたいのは、私は、仕事をやめて養ってもらいたい、とは1mmも思っていません。

むしろ、私の彼氏は不安定な職にあり、私が養うかもしれないのです。

なんなら、オッサンがたと同じ立場になるかもしれないのです。


だから、私だってオッサンたちが歩んできたように、できるだけ仕事で評価されたいし、同期と競うように出世だってしたいし。

でも、オンナだからこそ(ほんとは、オトコも思うのかも)思うこともあるのです。


結婚したら出産して育休だって最低半分は取りたい。

半分は夫がとってもいいけど、半分は私が取りたい。


でもそうしたら、オッサンになりゆく同期に遅れをとるのではないか、そんな不安もあるわけです。


いわゆる"女"としての私と、一家の大黒柱になるかもしれないいわゆる"男"としての私の、この二重性は、私には、重すぎます。

少なくとも今の日本社会を生き抜くには。


どうして、誰もが、家庭も仕事も追及できる生き方が選べないんだろう。


欲張りなのかな。